皮膚トラブルの謎

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さて、今回のテーマは「皮膚トラブルの謎」

なんですが、NATIONAL GEOGRAPHIC2002の「皮膚の謎」の記事も引用致しまして内容構成変わりまして、お肌の謎に迫ってまいります。


では、まず皮膚の生まれ変わりターンオーバーについて

①遅くなると皮膚はなめらかさや透明感を失い、くすむ。この角質肥厚の状態を過角化。

②反対にターンオーバーが早くなると角質層での角化が不十分となり、保湿機能やバリア機能が低く、肌荒れや乾燥を引き起こす。この十分に角化していない状態を錯角化という。






敏感肌やかゆみを引き起こすトラブル肌は言わずもがな、後者で細胞はわずか数日で入れ替わるので皮膚が防壁の役割を果たせない。







人の皮膚は広げてみれば、およそ2平方メートルにもなる人体で最大の器官であり、唯一外界にさらされ最前線で様々な働きをしてくれている。







その最大の器官皮膚の生理機能をみていくと

●保護作用

●保湿作用

●感覚作用

●体温調節作用

●分泌・排泄作用

●貯蔵作用

●ビタミンD生成作用

●吸収作用

と、こんなにも多くの働きをして私達の体を守ってくれている。まるでボディスーツだ。







それらの皮膚の働きから肌トラブルの謎に迫るのに、皮膚の感覚作用・体温調節作用と分泌・排泄作用に注目したい。



感覚作用

簡単に言うと、圧力・温度・痛みを感知する作用で皮膚から脳に伝わる。エステティックにとっても密接に関わる触覚で、神経を介して脳の視床下部で温度や圧力として認識される。


体温調節作用

感覚作用より皮膚から脳に神経を介して体温を調節したり、血管を収縮・拡張させたり自分の意思では動かすことの出来ない神経(自律神経)で司令塔となるのが視床下部(下の図3の部位)で行われる。この体温調節も皮膚トラブルに起因している。体温調節機能が未熟な子供から大人でも自律神経の乱れなどから季節の変わり目は、体温調節がうまく出来ず、乾燥やもしくは毛孔が詰まりニキビなど高温多湿な時期に起こりやすい。それは次にお伝えする分泌・排泄作用に関連してくる。


分泌・排泄作用

皮膚は、皮脂腺から皮脂を汗腺から汗を分泌している。皮膚が乾燥する、痒い、アトピー等の要因は皮膚から分泌される皮脂が少なく皮膚表面のうるおいが不足し肌のバリアが機能していないからです。またこの皮脂によって作られる皮脂膜で外部の刺激や異物の侵入を防ぐ。

汗は、体温調節を担うほか老廃物や異物を体外に排泄する作用がある。季節の変わり目はうまく汗腺が機能せず排泄されない老廃物などがこもり痒みの原因となることもある。また皮脂腺の毛包に皮脂が溜まるとニキビの原因となる。

依って分泌と排泄は肌トラブルを回避するための重要な機能だと言える。








そして最後に、これからますます増加する紫外線


紫外線は肌老化の原因とされていますが、それと同時に紫外線により活性酸素を発生させ肌トラブルの原因となります。







この活性酸素は、体内で過剰発生すると細胞を酸化させます。すなわち「錆び」てしまい、老化現象のしみ・しわ・たるみや敏感肌の炎症・かゆみ・乾燥・アトピーといった症状の原因となります。







また、紫外線だけでなく大気汚染、排気ガス、食品添加物、たばこ、ストレスなどでも活性酸素が発生します。







反対に、活性酸素を攻撃し撃退するのが「抗酸化作用」といい、大別して2つ

一つは体内で作られる酵素でSOD、カタラーゼ、グルタチオン。もう一つは食物に含まれるビタミンC・E・B群カロテノイド、ポリフェノールです。









さて、テーマが肌トラブルの謎だけに、トラブルの原因となる要因は1つではないので特定するのは難しいです(^^;)








なぜなら敏感肌やアレルギーはよくコップの水に例えますが、もうすでにコップの水は満杯状態で何かのきっかけに溢れ出すからです。









また症状も様々で生活習慣や生活スタイル、年齢、嗜好などで違ってきます。トラブルの原因を少しずつでも消去し、対処すればお肌は生まれ変わるので大丈夫です。





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